ちょっとしたこだわり集 第3弾!設計や造り方のこだわりを少しずつご紹介していきます!
リビング引戸の鴨居 |
今回リビングの引戸は、壁の中に引き込めません。そのため、より引戸の納まりをきれいに見せるために、鴨居に一工夫。
鴨居を壁いっぱいまで延ばします。
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鴨居のラインが中途半端に切れてしまうと、不格好になって、より鴨居が目立ってしまいます。一つの面として見た時に、綺麗なラインにすることがポイントです!
玄関ホールの空間づくり |
玄関ホールには、リビングに繋がる入口と、ファミリークローゼットに繋がる入口の2カ所設けました。
玄関は、家族以外の人も通る場所。ファミリークローゼットへ向かう空間をさりげなく仕切りたいと考えました。扉を付けて仕切るのは一般的ではありますが、空間が狭く感じたり、開閉動作も増えてしまう。そこで、下駄箱の壁をつくりその上部に杉材を取り付けました。
「ここから先は違う空間だよ」みたいな雰囲気が出せているかなと思います。
下駄箱は二箇所設けました。普段使いの靴は、さっと仕舞って、さっと履けるように、収納棚の扉をあえてなくしました。壁を少し出して、来客時に靴が見えないようにしています。反対側の収納棚には、レッドシダーの扉を付けます。壁とつながるようにして扉の存在感を無くします。
2階ホール腰壁の手すり |
一般的に腰壁の幅と同じ手すりを取り付けますが、シャープな印象にしたかったので、手すりの幅を細くしました。
ホール全体の写真です。
手すりの幅を細くすることで、より” 線 ” としてラインが際立ちます。
色味だけでなく、幅も空間の印象を左右するポイントの一つです。