こんにちは。ドーナッツ好きの辻浦です。先日、名古屋タカシマヤで開催中のパンフェスティバルにて、京都の推しドーナツ店loosekyotoが出店しており、ドーナッツゲットしてきました‼ここは、チョコオールドファッションがおすすめで、安定の生地のおいしさと、小ぶりなので何個でも食べれそうですが、脳内にカロリーの文字が浮かびましたので、3つでやめときました。明日7日まで開催してますので、ぜひぜひ。
さて、外観デザインを考えるうえで、建物の形や庭、アプローチなどいろんな要素がありますが、今回は「駐車場・自転車置場の在り方」について。
特に駐車場は、外構の中でスペースが大きくとられるため、車が停まっていなくても建物の外観を損ねない工夫が必要になります。
そこで、いくつかのパターンを事例をもとにご紹介します。
事例1【駐車場と自転車置場を家に組み込む】
長く伸びた庇の向かって左側が駐車場、右側が自転車置場になります。玄関へは両側からアクセスできるので、雨に濡れる心配もありません。庇の裏側(軒天)には、本物のレッドシダーの木をはっているので、外観デザインのアクセントにもなっています。
事例2【自転車置場だけを家に組み込む】
玄関の庇をのばして、自転車とバイクが1台ずつ置けるスペースにしました。玄関のすぐ隣にあるため、傘立てなどを置くスペースとしても使えます。駐車場は、道路側からタイル、天然芝、ボーダー状のブロック、砕石敷きです。全面コンクリートにするよりも、いろんな素材をバランスよく配置することで、表情や雰囲気がでて、汚れも目立ちにくいです。
事例3【カーポート+自転車置場を家に組み込む】
自転車の出入りをスムーズにしたいとのご要望があり、道路からアクセスしやすい位置に自転車置場をつくりました。
玄関軒天の杉板を延ばすことと、格子をアクセントにすることで自転車置場がより建物と一体に見えるように。
カーポートは、”存在感を無くすこと”を重視。外観デザインの邪魔をしないよう、シャープな骨格とシンプルなデザイン。金属光沢を抑えたマットな質感は、ガルバリウムの外壁ともよく合います。
自転車置場の横の壁は、人一人が通れるようになっているので、玄関から直接アクセスができます。
外構は後回しにされがちです。住み始めて、何年かしたらやればいいかなとお考えの方もいるのではないでしょうか。
駐車場だけでなく庭やアプローチ、植栽、フェンスなど外回りには様々な要素があるので、はじめから建物とセットで計画して全体のバランスをみることが大切です。
住む人の使いやすさ、街並みとの調和、建物との調和も考慮して、駐車場・自転車置場の計画をすることで、より美しい佇まいになります。