
こんにちは。神谷です。
今年の冬は、寒波が来たり来なかったりして、かなり寒い日や以外と暖かい日が代わる代わる訪れて、着る服にも困るし、体力も削られるしで、難しい日が続いていますね。昨年末からインフルエンザの流行もあり、健康を保つために神経を使う日が続いているかと思います。
今回のお話しも表題通り自然素材についてですが、その中でも、室内の空気をキレイにすることにも一役買ってくれる素材のお話しから始めたいと思います。

自然素材を選ぶ理由~その3「クリーンな環境」
HP内やこのブログでもご紹介させていただいている「薩摩中霧島壁」という塗り壁材、シラスを主原料とした100%自然素材であり通称「シラス壁」と呼ばれるこの素材は、とても多機能であり、その中でも空気清浄機能という特殊な機能があります。
空気を清浄できる詳しい理論は販売元である「高千穂シラス株式会社(https://www.takachiho-shirasu.co.jp/)」さんのHPをご覧ください。
簡単に言えば、悪臭や有害な化学物質、菌やウイルスなどを分子レベルで無害化してくれる凄い機能です。そのため、薩摩中霧島壁を一定量施した住まいでは、空気清浄機が要らないほど、臭いや有害物質を無くしてくれる機能を持っています。
コロナやインフルエンザなどの感染症に注意が必要な現代において、住居や店舗、オフィスなどで空気清浄機の需要が高まりましたが、電化製品となると購入・買替コスト、電気代をはじめ、フィルター交換や洗浄など、費用や手間が常につきまといます。
私は常々、電化製品に頼らなくても快適な家を理想としています。そのため、空気清浄機の代わりにシラス壁を採用することをおススメしています。
当初の建築コストが少し割高になったとしても、その後の手間の減少や消臭・空気清浄以外の様々な機能も魅力的で、より快適な家づくりに一役買ってくれると思っているからです。
次でも、その他の魅力的な機能をご紹介いたします。

自然素材を選ぶ理由~その4「調湿機能」
自然素材に分類される素材の多くには、調湿機能が備わっています。木や紙、土など水を吸い込んだり、乾いたりとイメージしやすいと思います。そういった現象が調湿機能です。前に書いたシラス壁は、特に調湿機能に優れた素材でもあります。
調湿機能があると何が良いのか?これまた電化製品で例えると、除湿・加湿機を思い浮かべてもらうと分かりやすいかもしれません。
温度だけ丁度良くても、空気が乾きすぎていたり、ジメジメしていては快適とは感じません。日本の夏が良く例に上がりますが、高温多湿は不快であると感じてしまいます。
温度とともに、湿度も丁度良くすることで快適な環境を整えることができます。その湿度をコントロールする機能が調湿機能です。
しかも、自然素材は、人にとって快適な湿度に自然とコントロールしてくれるんです。加えて、その際に空気を汚したり、ホコリや塵がまったり、費用や手間がかかったりすることもありません。
また、湿度が丁度良くなると、エアコンやストーブの家電製品や暖房器具をサポートし、節電や燃料節約に貢献します。

快適な家にするためには、新築住宅に様々な家電を揃えるよりも、自然素材の木の家を建てる方がシンプルで効率的に思います。
まだまだ自然素材、木の家の魅力をお伝えしたいので、また続きます。
次回もどうぞよろしくお願いいたします。