マンションには大規模修繕が付きものです。
マンションの快適な居住環境を確保し、資産価値を維持するためには、適時適切な修繕工事が必要となるからです。また、時代の流れや居住者の変化に応じて、建物や設備の性能向上を図る改修工事も考えられます。それらをふまえて、25~30年の長期修繕計画の作成が不可欠です。
マンションの寿命は一般的には60年~80年と考えられています。ただし、定期借地権の場合は、その寿命よりも早いタイミングで借地期間の終了が訪れる場合があります。弊社の提供しているマンションでは、借地期間を52年としています。
大規模修繕や長期修繕計画を考えるうえで、終わりが決まっているからこそ、より効率的な計画を立てることができます。
大規模修繕の周期はおよそ10年~15年ですので、52年の期間内では、大規模修繕を3回もしくは4回行うことになります。
当然回数が少ない方がトータルの出費を抑えられますので、長持ちする修繕工事方法を選択し、大規模修繕を2回に抑える選択肢も、定期借地権なら可能です。
期間が決まっているということは、その期間の中でのお金の使い方や必要な修繕の行い方など、快適な住環境を維持するために最も効率的な選択を行いやすくなります。これも定期借地権の魅力の1つですね。