こんにちは!辻浦です☺
今回は家づくりについてのお話です。
タイトルの通り「限られた空間で大きく暮らす」について。
「大は小を兼ねる」という言葉がありますが、住まいにおいてそれが全て当てはまるのでしょうか。
InstagramなどSNSでは”〇帖の広々リビングで開放的に”といった投稿もよく目にします。
なんとなく「LDKは広い方がいい」と思っている方や、〇帖ないといけないといった考えの方もいらっしゃいます。
では、8帖といわれて正確な大きさをイメージできるでしょうか。
数字の広さと空間認知の広さは違います。
ただ広さだけ求めても、”心地よさ”という住まいへの目的に繋がらないと思います。
デザインの工夫一つで部屋の広さの見え方は変わります。
だからこそ、「一つ一つの空間をどう使いたいのか」ということを第一に考えます。
一人でゆったりと読書をしたい、家族の繋がりを感じながら楽しく食事がしたい、、、
そういった暮らしに対する想いを考えることで、住まいの質や暮らしの満足度を落とすことなく、使いやすい住まいのための様々な工夫が生まれてきます。
自分たち家族にとっての空間のつくりかたがあり、心地よさを物差しに空間の広さを考えていくことが、本当に心地よく豊かに暮らせる住まいに繋がるのではと思います。
これから家づくりをはじめる方は、LDKは〇帖といった”広さ”だけではなく、”どんな暮らしがしたいのか”をじっくり考えてみることをおすすめします!