【03】上棟

2023年8月20日
  上 棟

先日、上棟いたしました。お施主様おめでとうございます!

クレーンで木材を運びながら、大工さんたちの手で次々と柱や梁が組み上がります。この住まいは、一階部分が平屋のように広いですが、大工さんたちのおかげで、夕方にはこのように屋根までしっかりできていました。家の輪郭が出来上がるので、見ているだけでもワクワクしますね。

  アルミサッシ工事

サッシの取付が完了しました。サッシがつくと、外の景色がぐっと家に入りこみますね。L字の開口部分は、リビングと庭が繋がるように開放的な空間をつくります。

4っのFIX窓は、階段に光をおとすように設けました。天井と壁の仕上げは、土佐和紙をはるので、光を乱反射させ、照明の光も日光もやわらかく感じます。また、ビニールクロスにはない風合いもたのしめます。窓は、外観の良し悪しを決める大きな要素の一つで、ファサード(外観の正面)を美しくさせるために、このFix窓のバランスも考えて配置しました。窓は通風や採光に欠かせないものなので、住み心地を考慮し、内観・外観デザインとのバランスをとりながら設けることが大切です。

  屋根板金工事中

屋根材はガルバリウム鋼板を使用しています。ガルバリウム鋼板は、耐震性・耐久性・防水性等を相互的に比べると最もバランスの取れた素材です。瓦屋根などと比べると、軽量のため、住宅への重量負担が少ない分、耐震性が高いです。屋根を葺く方法は色々ありますが、たてひら葺きを採用しています。たてひら葺きは軒に対して縦方向に葺いていく方法で、雨水がスムーズに流れるため、雨漏りのリスクが少ないのがメリットです。

ガルバリウム鋼板の色は、マットシルバーに。外壁にはグレーのガルバリウム鋼板を使用するので、屋根の主張を抑えて外壁に馴染むように色を選定しました。

工事は順調に進んでおります。引続き、現場とお施主様としっかりコミュニケーションをとりながら、よりよい家づくりをしていきます!