外観デザインのコツ(駐車場編)

2023年9月23日

こんにちは。辻浦です。

自宅の駐車場の草取りをしなければ!と思い続け、なかなか進んでおりません…。

さて前回に引き続き、外観デザインのコツ。今回は「駐車場編」です。建物じゃないのに関係するの?と思った方もいらっしゃるかと思いますが、駐車場は外構の中でも面積を大きく占めるため、外観の印象を左右します。

駐車場の使いやすさはもちろんのこと、車が停まっていなくても建物の外観を損ねないように設計することが大切です。ポイントをいくつかご紹介します。


 

カーポートと建物を一体化する

玄関の庇を水平にのばしたようなデザインなので、「THE!カーポート!」みたいな雰囲気ではなく、より建物に馴染んだデザインです。建物と一体化させることで、雨の日でも濡れることなく車の乗り降りができて楽ちんです。

 

芝生や植栽を組み合わせて外観と調和させる

緑が加わると、全体的にやさしい表情が生まれますよね。芝生の庭と駐車場がゆるやかにつながるようにしています。駐車場部分のコンクリートも、緑があるだけで重たい雰囲気にはならず、さりげなく庭と駐車場を仕切ることができます。

 

タイルや砕石を使って表情をつくる

全面コンクリートにすると、無機質な印象になってしまいます。また、すぐタイヤ痕がつくので、だんだんと全面が黒くなり、重たい雰囲気にもなります。その場合は、砕石やタイルを上手に使って、メンテナンスを気にすることなく、シンプルな駐車場に仕上げることができます。プランターや、玄関前に緑を置いたり、管理がしやすい方法で、植栽を追加していくとぐっと素敵な雰囲気になります。

 

まずは、どこに何台停めるのか、カーポートは必要か、どのように使いたいのかを建物の設計段階で明確にすることが大切です。

建物や庭とのバランスを見ながら、駐車場にもこだわって家づくりをしていきましょう!