初めての不動産売却“流れとポイント”を解説

2025年2月25日

こんにちは。営業の沓名です。

寒い日が続いていますが、もうすぐ3月ですね。

春は別れと旅立ちの季節。卒業式を迎える子どもたちの姿に、自分自身の新たな一歩を重ねて考える方も多くなるのではないでしょうか。

不動産の購入や売却のお手伝いをするのもまた、新しい暮らしのスタートを支える仕事です。住まいが変わることで始まる新たな生活、そして未来への期待。これまで多くのお客様の門出に立ち会ってきた私も、この季節になると改めてその重みを感じます。皆さまの新しい一歩を全力でお手伝いできるよう、これからも誠心誠意取り組んでまいります。

 

さて、不動産の売却って、何から始めればいいのか分からない…そんな不安を抱えていませんか?「高く売れるの?」「どのくらい時間がかかるの?」など、疑問は尽きないですよね。実は、不動産の売却にはいくつかのステップがあり、それぞれで大切なポイントがあります。今回は、初めての方でも分かりやすいように、流れをざっくり解説します。少しでも不安を解消し、自信を持って売却できるよう、お手伝いできればと思います。

株式会社未来住建|安城市|注文住宅・マンションリノベ・定期借地権付分譲

1.まずは相場を知ろう

家を売り出す前に、まずは自分の物件が「どれくらいの価格で売れそうか」を知ることが大事です。不動産の価格は、立地や築年数、広さなどで変わります。また、住宅ローンが残っている場合は、残債を確認し、残債以上の金額で売れそうなのかを調べてみましょう。

★ポイント

「アットホーム」や「スーモ」、「ホームズ」などのポータルサイトで、同じエリア・条件の物件の売出価格を比較して、おおよその相場をつかみましょう。ただし、売出価格と成約価格には差があるので注意が必要です。

 

2.不動産会社に査定を依頼

相場が分かったら、実際に不動産会社に査定を依頼します。査定には「机上査定(簡易査定)」と「訪問査定」の2種類があります。なお、査定金額と売出金額は違うので、不動産会社の査定を聞いて、実際にいくらで売り出すかを検討していきます。

★ポイント

机上査定は手軽だけど精度が低めです。訪問査定をしてもらうと、より正確な査定額が分かります。また、インターネット上の一括査定サイトで複数の不動産会社に同時に査定依頼することもできますが、相場より高めに査定金額を提示する会社もあるため注意が必要です。相場より高い物件は売却に時間がかかることが多いです。

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3.媒介契約を結ぶ

査定金額や担当者の対応を見て、「この会社に任せたい」と思ったら、不動産会社と媒介契約を結びます。媒介契約には、一般媒介・専任媒介・専属専任媒介の3種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。

★ポイント

複数の不動産会社に売却の依頼ができる「一般媒介」か、1社に絞って手厚いサポートを受けられる「専任媒介」か、自分に合った契約を選びましょう。

 

4.売却活動スタート

契約後は、不動産会社が広告を出したり、他の不動産会社に情報提供をしたりして、買い手を探してくれます。内覧希望者がいれば、実際に物件を見に来てもらいます。

★ポイント

内覧希望者に見てもらうには何よりもまずは、「第一印象」が大切です。部屋を片付けたり、掃除したり、換気しておくと印象がアップします。

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5.買い手と交渉&売買契約

「この物件を買いたい」という人が現れたら、価格や引き渡し時期などを交渉します。条件がまとまれば、売買契約を結びます。

★ポイント

値引きや引き渡しを遅くしてほしいなどの交渉が入ることがあります。直接買主様とやり取りをすることはありませんので、価格交渉や引き渡しの時期は不動産会社と相談しながら進めましょう。

 

6.決済&引き渡し

契約後、決済を終えたら、いよいよ引き渡しです。カギを渡し、登記手続きをすれば売却完了です。

★ポイント

電気、水道、ガス、インターネットの解約手続きは事前に済ませておきましょう。また、住宅ローンが残っている場合は、残債の精算手続きが必要なので事前に確認しましょう。

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まとめ

不動産の売却は流れを知っておくだけで、スムーズに進められます。また、マンションから戸建てへの住み替えを検討されている方は、不動産の売却と購入を同時に進める必要がある場合もあります。一人で考えて本当にできるのかと心配になる方はたくさんいます。不安を少なくするためにも、ぜひ不動産会社を頼ってみてはいかがでしょうか?

 

不動産の売却に関するご相談や相続した不動産の処分について詳しく知りたい方は、気軽にお問い合わせください。

このブログが皆さんの参考になれば幸いです。

それでは、また次回のブログでお会いしましょう。