住宅購入のベストタイミングとは?

2025年1月21日

こんにちは。営業の沓名です。

さて、家を買う時は、大きな決断が求められます。

今すぐ買うべきなのか?それとも、頭金をしっかり貯めてからの方がいいのか?

そんな悩みを皆さん一度は持ったことがあるのではないでしょうか?

 

今回は、住宅やマンションを購入しようかとお考えの皆さんが一度は悩むであろう購入のタイミングにおいて、「家を早く買うメリット・デメリット」について考えていきましょう!

株式会社未来住建|安城市|注文住宅・マンションリノベ・定期借地権付分譲

家を早く買うメリット

 

◎住宅ローンの借入期間を「長く」で設定できる

大半の金融機関では、住宅ローンの最長借入期間を35年と設定しています。また、完済時の上限年齢を80歳としていますが、定年後のローン返済の不安を解消するには65歳までに完済をする方が良いでしょう。

 

◎昇給・昇格によって返済が楽になっていく

早いうちに住宅ローンを組んだ場合、返済が始まった当初は生活に余裕はないかもしれません。思うように貯蓄もたまらず、焦ることもあるでしょう。しかしながら、一般的には30代、40代と年齢が進むにつれて、昇給・昇格によって収入が増えていきます。収入が増えても住宅ローンの返済額が増えるわけではないので、相対的に返済が楽になっていきます。生活にも余裕が生まれ、貯蓄も貯まりやすくなります。

 

◎余裕のある老後生活を送れる

若い間は自分の老後生活をイメージできないかもしれませんが、今どれほど若くても、やがて必ず老後が訪れます。老後の主な収入源は年金となります。現役時代に比べて収入が激減するため、節約生活を余儀なくされるでしょう。ここに住宅ローンの返済が残っていれば、生活が厳しくなるかもしれません。早いうちに家を買っておけば、現役時代に住宅ローンの返済を終えられる可能性が高まります。退職金と年金で余裕のある老後生活を送れます。

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家を早く買わないとどうなるか

 

◎購入時の年齢が上がるほど完済時の年齢が上がります。

(例)購入時の年齢と完済時の年齢の関係(借入期間35年の場合)

購入時の年齢 完済時の年齢
30歳 65歳
35歳 70歳
40歳 75歳

※定年後も住宅ローン返済のために働く必要があります。

 

◎完済時の年齢を65歳にし、借入期間を短くすると月々の返済額が増えます。

(例)借入期間と月々の返済額の関係(借入金額5,000万円、金利1.93%の場合)

借入期間 月々の返済額 借入期間35年との比較
35年 163,840円 ±0円
30年 183,064円 +19,224円
25年 210,227円 +46,387円

※今の予算と同じで考えると、月々の返済額が大幅に増えます。

 

◎完済時の年齢を65歳にし、月々の返済額を抑えようとすると借入金額を減らす必要があります。

(例)借入期間と借入金額の関係(金利1.93%、月々の返済額163,840円の場合)

借入期間 借入金額 借入期間35年との比較
35年 5,000万円 ±0万円
30年 4,475万円 -525万円
25年 3,897万円 -1,103万円

※今の予算と同じで考えていくには、家賃を払いながら不足分を頭金として貯める必要があります。

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家を早く買うリスクとデメリット

 

◎希望する金額を借りられないかもしれない

年齢が若く勤続年数の少ない人は、金融機関からの融資金額が低めに設定される可能性もあります。そのため場合によっては、イメージしていたグレードの住宅の販売金額に届かず、改めて家のグレードを検討し直す必要が出るかもしれません。物件探しの前に自分がいくら借入できるのかを知っておいた方が良いでしょう。年収と返済比率、借入期間で計算できますので、お気軽にご相談ください。

 

◎ライフスタイルや人生設計が変わるかもしれない

若い頃のライフスタイルやイメージしていた人生設計は、40代、50代になっても続いていくとは限りません。一戸建てを買ったものの、趣向が変化してマンション暮らしをしたいと思う可能性もあるでしょう。あるいは、子供が生まれて想定以上に家族が増える可能性もあります。介護が必要になった親が自宅で同居することになるかもしれません。将来、ライフスタイルや人生設計が変化した際、若い頃に買った家で対応できないこともあり得ます。将来の不確定要素を多く抱えていることは、早いうちに家を買うリスクの1つとして覚えておいたほうが良いでしょう。

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早いうちに家を買う時の注意点

 

◎家の購入で貯蓄を使い果たさない

少しでも家のグレードを上げるため、住宅ローンに加えて貯蓄からも資金を回すことは問題ありませんが、家の購入代金に充てるために貯蓄を使い果たすことは避けましょう。家を購入して新生活がスタートした後は、住宅ローンの返済の他にも様々な出費が必要となります。場合によっては、収支がマイナスになる月もあるでしょう。イレギュラーな出費に備え、一定額の貯蓄を残す形で家を買いましょう。

 

◎住宅ローンの上限額まで借りない

住宅ローンの申込みをすると、金融機関から「融資可能上限額」が提示されますが、必ずしも上限額まで借りる必要はありません。上限額までの範囲内で、希望する金額を決めて住宅ローンの契約を結ぶことになります。中には、少しでも良い家を買いたいとの思いから、上限額の全額を借りたいと思う人がいるかもしれませんが、融資額が大きくなればなるほど返済額も大きくなります。世帯の生活に無理のない範囲で契約金額を決めるようにしましょう。

 

◎将来的な家族構成の変化を考慮した間取りにする

パートナーとの同居を前提に家を買う場合、将来的に家族構成が変化する可能性も考えて間取りを検討する必要があります。想定以上にお子様が増えることも考慮し、リフォームしやすい設計にしておいたほうが良いかもしれません。

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まとめ

 

家を早く買うメリット・デメリットについて考えてみましたがいかがでしょうか?

不動産は一つとして同じものはありません。

不動産というのは、土地や建物そのものだけでなく存在している場所、地域・全てが不動産の一部であり、だからこそ一つとして同じものは無いのです。

気になる物件、気に入る物件があるなら、積極的に住宅購入を検討していきましょう。

 

お家選びに関するご相談や詳しい情報が知りたい方は、気軽にお問い合わせください。

このブログが皆さんの参考になれば幸いです。

それでは、また次回のブログでお会いしましょう。