こんにちは。辻浦です。
東海地方も梅雨があけ、じりじりと暑い日が続きますね…。
さて、居心地のいい家づくりにおいて「照明計画」も忘れてはいけません。
今回は、照明計画のポイントをお伝えします。ただ、人によって明るさの感じ方は異なるので、「正解」はないのかもしれませんが、一つの考え方としてご参考にしていただければと思います。
まず、基本的な考え方として「一室多灯」「必要なところに必要な明るさを」ということです。
リビングの天井によくついている丸いUFOのような形をしたシーリングライトは、一灯で部屋全体を明るく照らすことができますが、明暗がなく全体的にのっぺりした印象になりがちです。
食事・くつろぎ・だんらんなど生活シーンに合わせて、必要な分だけの灯りを配置することで、雰囲気の良い空間になります。そして、省エネの観点でもお得です。
奥に壁を照らすダウンライトがあります。壁を照らすことで、空間に奥行が生れます。
視界に入る壁が暗いと、空間そのものを暗く感じてしまうので、テレビを置く壁の周辺も明るさを確保することが大切です。
ヌックにペンダントライトを一つ吊るすことで、くつろぎの空間を演出しています。
手元まわりの明るさは、スタンドライトでプラスします。
明るさの感じ方は人によって異なるため、調光器などを利用して明るさを調整できるようにしておくのがおすすめです。
また、あかりには「色」があって、温かみのあるオレンジ色や、青みがかった色など、いくつか種類がありますので、この話は次のブログでご紹介します。