【完成】好きなものに囲まれて暮らす家

2023年3月26日

こんにちは!辻浦です。

”好きなものに囲まれて暮らす家”の完成写真が届きましたので、ご紹介します。

こだわりの造作家具や光の入り方がとても印象的な住まいに仕上がりました。

 

 

街並みに調和し、さりげなく個性を感じる佇まい

外壁はジョリパットと呼ばれる外壁塗装を使用し、左官職人の手による仕上げは、多彩な表情を生み出します。玄関ポーチの軒天と外壁には、杉をはり、シンプルかつかっこよく。本物の木にしかだせない質感と温かみのある雰囲気が家族をやさしく迎えてくれます。

住まいの外観をより一層引き立たせるためには、外構デザインが欠かせません。駐車場は天然石や天然芝を使い、外観に合うやわらかい雰囲気に。

こだわりの造作家具と心地よいリビング

リビングは、ワークスペースをメインに構成。2人がゆったり座れる広さや、上部には書類や小物も飾れる収納棚。横には、掃除機やブランケットなどリビングで使うものをさっと仕舞える収納棚を。ワークスペースとの一体感や、金具を見えないようにしたりと、家具としてその家にぴったり合うようにバランスを意識しました。

吹き抜けからは、明るい光が一階へ。季節によって光の入り方も変化していきます。

 

好きなものを素敵に飾る

小物やフィギュア、ハンドメイドのものなどたくさんお持ちのお施主様。せっかくなら、しっかり飾れる場所を!と思い、飾る専用の場所を設け、棚の上部には照明を仕込みました。ここは照明があたるメインステージですが、他の場所にもさりげなく飾れるスペースを設け、日々の暮らしの中で、家族の好きなものが目に映るように工夫しました。季節やその時の気分によって飾るものを入れ替えたり、暮らしを愉しむ一つのツールに。

ヌックで一人の時間も大切に

家族と程よい距離感で、一人の時間を大切にできる居場所をつくりました。入口を低くし、中に入ると、畳敷きのこもれて落ち着く空間です。カウンターや上部に収納棚も設けたので、趣味の作業部屋としても活躍してくれそうです。

自然と繋がる庭とウッドデッキ

リビングから繋がるようにウッドデッキをつくり、庇はあえて設けずパーゴラを。近隣環境の面から、タープを使い季節の変化に合わせた陽ざしのコントロールをするためです。アウトドア好きなお施主様なので、家に差し込む光をタープで自由に調整し、アウトドア気分をより味わっていただけるようにしました。ハンモックや物干しも付けられます。植栽は、常緑や季節感を感じる落葉樹や実のなる低木など、植物を眺めるだけでも楽しめるような空間に。

 

 

床は無垢材あづみの松や、壁は薩摩中霧島壁など自然素材で仕上げました。サラッとした空気感や、肌触りのいいやさしい質感など快適な暮らしには自然素材が欠かせません。経年変化を愉しみながら、10年後20年後、新築の時とはまた違った表情を魅せてくれます。

家族の成長とともに、暮らしの中で思い出を刻みながら、愛着の湧く住まいに育ってほしいですね。