こんにちは。神谷です。
雨が続いており、本格的に梅雨らしくなってきましたね。
さて、今回は「エコジオ工法」という地盤改良方法のお話しです。
あまり地盤改良の話しを聞くことは無いと思いますが、環境にも土地にも人にもお金にも優しいとても優れた工法なので、ぜひご紹介させてください。
「エコジオ工法」とは、砕石パイル(砕石柱)地盤改良工法、つまり、自然素材である砕石を柱状に詰めて地盤を補強する地盤改良工法です。
エコジオ工法は、(株)尾鍋組(三重県松阪市)と国立大学法人 三重大学(酒井俊典教授)との共同研究に基づき開発された工法であり、“エコジオ工法協会(https://www.ecogeo.gr.jp/)”さんが運営されています。弊社では、同協会正規会員である“有限会社コーディ(https://coody.co.jp/index.html)”さんに施工していただいています。
様々な素晴らしいポイントがあるエコジオ工法ですが、ここでは、未来住建の家および定期借地権付き住宅と特に相性の良い3つのポイントをご紹介いたします。
1つめは、自然素材である砕石を使った人と環境に優しい工法であること!
カラダに良い家を造る未来住建では、土地においても有害物質を用いる工法を良しとしません。
一般的な地盤改良で用いられるセメント系固化材には、発がん性物質を発生させるものもありますが、自然素材である砕石だけを使うエコジオ工法ならば、その心配がありません。
また、施工中に排出される二酸化炭素も大幅に削減でき、人にも環境にも優しい工法なんです。
2つめは、災害に強いこと。
強くて安心・安全な家を造るためには、強い地盤が必須です。
近年の能登半島地震でも注目された液状化現象。砕石を円柱状に地中に造るエコジオ工法では、液状化を抑制する効果があります。
また、建物が不揃いに沈下を起こし、家に大きなダメージを与えてしまう不同沈下も起きにくく、地震から派生して起こる災害にも強い地盤、家を造ることができる工法なんです。
そして最後の3つ目は、解体不要であること。
一般的な地盤改良では、改良部分を掘り起こして撤去しなければ、地中埋設物として土地の価値を大きく下げる要因になるため、家の解体と共に地中の解体も必要になります。
しかし、エコジオ工法ならば、自然界にある砕石しか使わないため、地中埋設物とみなされるモノがなく、地中の解体が不要なんです。
そのため、原則的に家の解体が必要となる定期借地権付き住宅ととても相性が良いんです!
地中の解体を省くことができ、解体費用も浮かせることができます!土地を傷つけないため、地主さんも安心できます。借主、貸主の双方にとって嬉しい工法なんです。
詳しくは、分譲戸建「デイシア安城町」の仕様・設備の説明文章内に記載しています。
良かったらご参照ください>>>デイシア安城町A棟